皆さんは、「フクロボ」というキャラクターをご存知だろうか。
私が小学生低学年くらいの頃、
うちの親が誰に騙されたのか、
英語教育のカセットテープフルセットを買ってきたのだが、
その内容が、絵本とテープがセットで物語になっていて、
それを聴き進めていくというものだった。
その一連の物語の中に登場してくるのが、
「フクロボ」というロボットなのだ。
ベースは青いフクロウで、
その背中に大きなネジマキがついている、というような、
実にありきたりなデザイン。
物語りも至って平和で平凡なものだったのだけど、
これが聴いてて不思議と飽きないのだった。
実際、何度も繰り返して聴いたもんね。
そのフクロボ自身は日本語をしゃべるのだが、
他に登場してくるみんなは英語をしゃべる。
ただ、絵本には日本語訳が書いてあるものだから、
子供はその日本語を読んで物語を理解してしまう。
実に無意味。
絵本の絵柄も楽しいし、
フクロボの挙動がまたマヌケで笑えるので、
英語とか無視で聞き入ってしまったのだった。
フクロボの声を担当してたのが、
あれは確かスネ夫の声だと記憶しているので、
肝付兼太さんのはず。
やっぱりあの人のコミカルさは、
英語テープであっても健在であった。
いや、なんで突然こんなことを書いているかというと、
とあるキーワードでネット検索してたら、
キーワードの一部に「フクロボ」とひかかったのですな。
どっかで聞いたことが?ああ、フクロボ!
そのキーワードが頭に浮かんだ瞬間、
そのフクロボのテーマ曲が頭の中に響き始めた。
あれもまたマヌケな名曲である。
思い出したのは会社なんだけど、
まだその曲が頭の中で回ってます。
これは、書け、ということかと。
ま、これもまた頭の中に沸いては消え行く泡沫。。。
フクロボ、なんつって、
分かるかなぁ、、、分かんねーだろうなぁ…。