X-ファイル 真実を求めて

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観てきたので、とりあえず感想。

 X-ファイル : 真実を求めて
 (foxjapan.com)

ネタバレありなので、
これから映画を観る予定の方はご注意ってことで。


最初に、ちと前置き。

TVシリーズを観ていた人ならわかると思うけど、
シリーズ中のストーリーには大きく2つの流れがあって、
ひとつは“陰謀モノ”、もうひとつが“超常現象モノ”。
(そんな正式呼称があるかどうかは知らないけど)

陰謀モノの方は、
政府が異星人と何らかの接触を持っていて、
その2者の間で何か悪巧みが進行しているとして
その陰謀にモルダーとスカリーが迫っていくという内容。

で、モルダーは過去に
彼の目の前で(おそらく異星人に)妹を攫われる
という体験をしていて、今なお行方不明の状態。
(これってまだ解決されてないよね。その生死も曖昧)

調べていくうちに、その誘拐は
陰謀に巻き込まれたことによるものだと分かってきて、
モルダーがしつこくそこを追求しているのは、
彼の妹を探し出すという目的もあるってことなんすね。

この陰謀モノは、X-ファイルのシリーズを通して
メインストリームとなっている話。

一方、超常現象モノの方は、
各地で起こっている不可解な現象を調査するというもの。

こちらは異星人とか政府陰謀という括りはなく、
地方の伝承、伝説や宗教的なオカルトの話だったり、
お化けや怪獣の話だったりとノージャンル。

話によっては続編があったりもしますが、
基本的にはそれぞれ単発でストーリーが完結します。

で、今回の映画ですが。

私はてっきり前者の陰謀モノの方だと思ってたんだけど、
観てみたら実は後者の類の話。

それもあって、TVシリーズの1話が
ちょっと長くなったような内容だなぁ、と感じました。

今回のテーマは“現代のフランケンシュタイン”ですか。

FBIの女性捜査官が行方不明になる
というところから話は始まって、
その捜査にある神父(超能力者?)が関わってるんだけど、
彼にはその犯行の様子の映像が見えるというのですな。

その後、行方不明になる人が他にも何人か出てくる。

それは、ある組織(?)が誘拐してるからなんだけど、
その目的は、ある人物を生きながらえさせる為に
さらった人たちの臓器を継ぎ接ぎするため、なのかな。
最後は頭を挿げ替えてしまおうとするんだけど。

ネタバレすれば、その超能力者の神父には
犯行現場にいたその人物の見ている映像が見える、
ということだったんだけど、
これって、TVシリーズのX-ファイル本編でも
似たようなネタがあった気がする。

今回は、神父とその人物とが
命までも一心同体だったみたいですけどね。
(その男が死んだのとほぼ同時に神父も死んだっぽい)

観終わってみて、私はあまり満足感はなかったんですが、
この中途半端な感じは、X-ファイルらしいといえばらしいか。

逆に、らしくないところもあって、シリーズ本編では、
モルダーとスカリーは男女(そういう関係)として描写されることは
まずなかった(つかず離れずって感じだった)んだけど、
今回はもうそういう間柄として演出されてますね。

さすがにシリーズ終盤で2人の間に子供までできてるので
(明確じゃないけど、2人の子供だろうってことになってる)
ここでまた離しちゃうのも逆に不自然なんでしょうね。

でも、夫婦ではないようで。
(劇中でスカリーは「夫ではない!」と否定している)

あと、X-ファイルのシリーズを見たことのない人には、
登場人物や作中のネタのいくつかがわからないかも。

モルダーはひまわりの種が好物とか、妹の写真とか、
暇になると天井に鉛筆を刺して遊ぶクセがあるとか、
途中で登場するスキナー副長官は
モルダーとスカリーのFBI時代の上司だとか、
このへん作中でほとんど何の説明もないのよね。

X-ファイルのファンならニヤリとするところですが。

まぁ知らなくてもストーリー自体は追えますが、
知らないとネタ部分が意味不明に終わっちゃうので、
あまり面白くないかもしれません。

今回の感想をひとことでいえば
映画にするほどの内容じゃないかも?
というのが正直なところ。

クリス・カーター(X-ファイルの製作総指揮をしている人)は
このネタに何か特別な思い入れでもあったのかな。

シリーズの1話としては面白いとは思いますけどね。


てか、モルダー復活したなら、
X-ファイルまたシリーズやらないかなぁ。

(ドゲッド版はもういいけど。)

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「Xファイル:真実を求めて」★★★ デヴィッド・ドゥカヴニー 、ジリアン・アンダーソン 主演 クリス・カーター 監督、2008年、アメリカ モルダーとスカリーの名コンビ。 今回彼らが挑むのは、FBI女性捜査官の失踪事件。 冒頭のテーマ曲が流れると 「おお、始まる、始まる」と気分が高まる、 TVの時間を楽しみにしていた 今の海外ドラマブームの先駆者的存在、 主演の2人は今は全く別の生き方をしている。 そのあたりの背景から丁寧に描いている、 そして「猟奇的」とも... 続きを読む

コメント(2)

昨日、Xファイルの映画テレビでやってましたなぁ。
モルダーとスカリー良い仲でしたよ^-^;
映画の宣伝してるときにモルダー出てましたけど、年取りましたネェ
びっくりしますた。

シーズン1が始まったのが1993年(日本でビデオが出たのは94年、地上波で流れたのは95年)なので、もう15年かそこら前のことなんですね。当時モルダーも30代前半だったわけですが、もう今は40代中盤です。

歳は取ったけど、役柄上の人間性はモルダーもスカリーも当時から変わってませんね。まぁ進歩がないわけですが、そこが彼らの良いところでもあります。

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